※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2024年5月1日は、労働者の権利を主張する日、「メーデー」です。

那覇市の公園で集会が開かれ「声を上げて働く職場環境の改善を実現する」ことなどを訴えました。

メーデー沖縄県集会・穴井輝明委員長は「私たちは8時間働いて普通に暮らせる社会、普通に暮らせる賃金が求められています。私たちはもっともっと声を上げて私たちの働く環境を良くする必要があります」と話しました。

メーデーは、アメリカで労働環境の改善を求めた労働者がストライキを起こしその要求が実現したことをきっかけに毎年5月1日に世界各国の労働者がイベントやデモ行進などを行っています。

那覇市の与儀公園で開かれた集会には、県内の11の労働組合からおよそ130人が参加しました。

集会では、主催した県労連が「物価高騰」による大幅な賃上げや景気回復のための有効な経済対策、長時間・過密労働の解消に向けた対策などを訴えました。

また、国に消費税を減税し国民生活を支援することやインボイス制度の廃止などを要請する決議が採択され、参加者は、要求の実現に向けて県民広場までデモ行進を行い訴えました。