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首里城正殿に設置する新たな「大龍柱」の制作が再来年の完成を目指してうるま市で進められています。

首里城のシンボルの1つで正殿の正面に立つ「大龍柱」の制作はうるま市の工場で2か月前から始まり岩を粗く削り大まかな形を造っていく「粗彫り」の作業がまもなく終了するということです。

令和の復元では最新のテクノロジーを使い「大龍柱」の石膏模型のデータを3Dスキャンで抽出して彫る深さを設定するなど新たな技術も導入されています。

このほかプロジェクションマッピングで模型を彫刻に映し出すなど令和の復元ならではの技術が用いられています。

琉幸建設の伊計安さんは「注目度の高い仕事をしてますので、できるだけより早く龍柱の復元をして現場の方に取りつけるまでを完璧にこなせるようにやっていきたいと思います」と話していました。

県によりますと大龍柱の「粗彫り」はあと1か月ほどで終わる見込みでその後、形を仕上げる”詳細彫り”を行い再来年の完成を目指します。