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沖縄を二度と戦場にしないための訴えを続けていこうと、市民グループが30日、5月に行う集会を前に会見を開きました。

与那嶺義雄共同代表「もう一度沖縄が意思がひとつにまとまることによって団結することで今の現状を打破できるのではないかということです」

県庁で会見を行った市民グループ「命どぅ宝!琉球の自己決定権の会」は、「沖縄を二度と戦場にさせない」と7年前に会を結成し、100人以上の会員が平和な国際社会の実現に向け活動をしています。

30日の会見で与那嶺義雄共同代表は、沖縄は戦後、アメリカの過酷な支配下に置かれ、復帰から50年以上経っても情勢が悪化していると指摘。「一人ひとりが団結をして声をあげ続けていくことが大切だ」と訴えました。

集会は、5月11日に那覇市の与儀公園で行われ、沖縄戦当時、サイパンで戦争を体験した横田チヨ子さんや学識者によるリレートークのほか、会場から新都心までデモ行進が予定されていて、沖縄を二度と戦場にさせないと訴えていくとしています。