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住民の健康度の向上と地域経済の活性化を目指そうと読谷村の協議会が29日ブルーゾーンの村宣言を行いました。
「ブルーゾーン」とは、健康な100歳以上の割合がとりわけ多い地域の総称で沖縄のほか、イタリアのサルデーニャ島やギリシャのイカリア島、アメリカのロマリンダ、そして、コスタリカのニコジャ半島の5つの地域となっています。調査によりますと、5つの地域には共通するルールがあり、適度な運動を続けるや人とつながるなど健康と長寿につながる9つの秘訣があることから世界的にも注目されています。
こうしたなか、沖縄が「ブルーゾーン」のひとつに選ばれていることを生かそうと読谷村内の観光業者や自治体など14団体で構成する協議会が「ブルーゾーンの村」を宣言しました。
具体的な取り組みとして、ブルーゾーンの日の制定をはじめ、健康増進に関する方策に産官学で取り組むことや村内企業が連携して健康食を提案するなど、健康意識を高めるとともに地域経済の活性化を目指します。
協議会では、5月26日に世界の100歳に学ぶ健康と長寿9つのルールについて学ぶ講演会を開く予定です。