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「賞をいただけると聞いてとても驚いた」と受賞の喜びを、ビデオレターで伝えました。県内の書店に勤める従業員たちの投票で選ぶ「沖縄書店大賞」の発表会と表彰式が那覇市で開かれました。
2024年で10回を数える「沖縄書店大賞」は、2023年1年間に出版された本のなかで県内17の書店で働く104人の店員が、いま一番読んでほしいものに投票するもので、絵本、小説、沖縄部門の3つの部門で大賞などが選ばれました。
絵本部門では、鈴木のりたけさんの「大ピンチずかん2」が選ばれ、小説部門大賞は、この人が、42年ぶりに書いた続編でした。
黒柳徹子さんは「この度は沖縄書店大賞を私にくださいまして、本当にありがとうございます。とってもうれしかったです。私は沖縄大好きで沖縄の海がみたいなって最近も言っていたところです。賞を頂けると聞いてとても驚きました」と話しました。受賞に笑顔を見せた黒柳徹子さんはビデオメッセージで喜びを語りました。
そして沖縄部門は、岡本尚文さんの「リメンバリングオキナワ」で、「戦後復興期の写真」と「同位置から撮影した現在の写真」を並べていて戦後の沖縄の変遷を辿ることができる作品です。
大賞を受賞した岡本さんは、「沖縄の本を盛り上げようとしている書店員のみなさまに感謝申し上げます。今後も戦後の沖縄を伝えていきたい」とコメントしました。
受賞した作品は、ジュンク堂那覇店をはじめ県内の書店で、特設コーナーを設置し紹介するということです。