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バニラを栽培することで地域経済や教育活動に役立ててもらおうと、大手製薬メーカーが北部農林高校に苗木を贈りました。
武田薬品工業・京都薬用植物園の坪田勝次課長代理は「北部農林高校がバニラには絶対負けないという学生さんでいっぱいになって日本のバニラを背負っていただきたい」と話しました。
沖縄の気候はバニラの生育条件に合っているとして、国内産地としての期待が高まっています。贈呈式では、薬用植物の研究や栽培をしている武田薬品工業・京都薬用植物園から北部農林高校の園芸工学科にバニラの苗木15本が贈られました。
県立北部農林高校3年の花城拳斗さんは「バニラに関しての栽培技術・加工技術を習得して県民に幅広く伝えられるよう北部農林高校の生徒として頑張っていきます」と語りました。
北部農林高校では今後、バニラ栽培の拡大を目指し、関連商品の開発をしたいとしています。苗木は、琉球大学にも贈られ、品種の保存などに役立てられます。