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県内の60歳以上を対象にしたかりゆし長寿大学校の入学式が行われ、平均年齢72歳の新入生が学生生活をスタートさせます。

かりゆし長寿大学校は、高齢者の生きがいのある生活基盤の確立と地域活動の担い手の養成を目的に県が、毎年開いているものです。

2024年は、県内に住む60歳以上の平均年齢72歳の男女149人が入学しました。

学生らは、週に1回、一般教養とともに地域文化学や健康福祉学といった専門分野を学び、書道などクラブ活動に取り組みます。湧川昌秀学長は「活力ある長寿社会づくりの推進役となるよう大いに研鑽をつんでください」と歓迎しました。新入生の中には親子や夫婦同士で入学する人たちの姿も

親子で入学した母親は「娘と切磋琢磨して、わたしは110歳まで生きるつもりなので学ぶ姿勢を持ち続けたい」と話し、娘は「(母に)ついていけるように務めたいと思う」と答えました。

夫婦で入学した夫は「女房が見つけてきて入らないかと(誘ってくれた)一生懸命いろんなことを学んでいきたい」と話しました。

授業は2024年4月18日から始まります。