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続いてはこちらの統計です。県の統計課がまとめている家計調査についてです。家庭の中で1カ月にどれぐらいの支出があったのかということですが、3カ月連続で減少しています。
お年玉をもらう子どもたちが実感しているかもしれません。県の統計課がまとめた1月の家計調査によりますと2人以上の世帯が消費に使った金額は1世帯あたり22万2188円で、物価の変動を除いた「実質」では前の年と比べて10.3%減少しました。
内訳をみますと住居を除くすべての項目で減少していて、県の統計課によりますと「その他の消費支出」に含まれるお年玉などの「贈与金」が例年に比べて少なかったということです。
また2人以上の世帯うち働く人がいる世帯の消費支出は1世帯あたり22万7438円で前の年と比べて実質11.5%減りました。消費支出はいずれも3カ月連続の減少となっていますが一方の収入はどうなっているのか見てみましょう。
2人以上の世帯で働く人がいる世帯が実際に得た「実収入」は1世帯当たり37万3599円で前の年と比べて実質3.2%減りました。県内の「実収入」の減少は2カ月連続となっていて、この金額は全国水準を8万5000円あまり下回っています。