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深刻な水不足が続く中、沖縄本島にある11のダムの貯水率は、3日連続で雨が降ったことで回復傾向にあるものの依然として平年より下回っていて渇水状態が続いています。

県企業局によりますと沖縄本島内11ダムの貯水率は2024年4月8日午前0時時点で49.4%と、前の日から0.3ポイント回復しました。

2024年4月5日から4月7日にかけて降った雨水がダムへ流れ込んだとみられ貯水率の回復は、3日連続となりましたが、平年値に比べると25.4ポイント下回っており、依然として渇水状態が続いています。

県企業局は、「貯水率が回復傾向にあるものの気を緩めることなく、引き続き、県民に節水の呼びかけなどの対策を行い、貯水率を平年値に戻したい」としています。

沖縄気象台によりますと前線の影響で大気の状態が非常に不安定になっていることから今後も前線は停滞するため、大雨になる恐れがあるとして土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。