※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

県産の植物を使ったスキンケア商品を製造する企業が、名護市の福祉団体と母子家庭の支援に乗り出しました。この企業は県産の植物を原料にスキンケアアイテムを製造している「ラテール」です。

代表の今林恵美さんはシングルマザーとして子育てをする中、やんばるのヨモギや月桃などに出会い、スキンケア製品の商品化につなげました。自立のきっかけとなったやんばるに恩返しがしたいと、3月に名護市母子寡婦福祉会とともに同じ境遇の母子家庭の子どもたちへの靴基金を立ち上げ、商品の売上の一部、7万円を寄付しました。

ラテール・今林恵美代表「足に合ったものを履き続けるというのが後回しになりがちというのを痛感していて、だからこそ足に合った靴でしっかりと思い切り走ってほしいと思って靴基金にさせていただきました」

今回の寄付は、名護市内の学校の部活動で使用する靴の購入に充てられる予定で、基金では今後、シングルマザーの雇用を作ることも目標に活動していきたいということです。