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一度は体験してみたい豪華客船の旅。ことし初めから沖縄発着のクルーズ船ツアーが実施されていましたが就航期間の成果が報告されました。県民の目標は達成した一方で課題も見えてきたようです。

全長315.8メートル2217客室を備えた豪華客船「MSCベリッシマ」

県内の旅行会社ジャンボツアーズは今年1月から3月にかけて14回のクルーズでトータル1万500室を買い取り石垣や宮古、台湾などをめぐるツアーを企画して販売しトータルで1万3000人が利用したということです。

県民の参加者は1万800人に上り目標の7000人を上回りました。

その一方で「フライ&クルーズ」での参加の期待が持たれていた県外や海外からの参加者はいずれも目標を下回る結果となったほか参加した県外海外の旅行客はツアー後の沖縄での延泊も期待するほど見られなかったということです。

次回は11月から1月までツアーが展開される予定で旅行意欲が高く長期滞在が見込まれるヨーロッパの旅行者を中心に「フライ&クルーズ」でのツアーを売り込んでいきたいとしています。

「フライ&クルーズ」はまずは飛行機で沖縄まで来てもらい沖縄を出航地として豪華クルーズを体験してもらう事で、前後の沖縄滞在でお金を落としてもらおうという事ですが、定着にはまだ少し時間がかかりそうです。