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高校バスケ・おきなわカップ。県内外の実績のある高校が集まり、熱戦が繰り広げられました。1・2位決定戦は日本一有力校同士の最後まで目が離せない接戦となりました。

今年で20回目を迎えたおきなわカップ。沖縄からは琉球ゴールデンキングスU18去年インターハイとウインターカップ出場の美来工科、そして沖縄市を代表してコザが出場。

県外からは、おととしウインターカップ優勝の新潟・開志国際、去年インターハイ優勝の山梨・日本航空、去年ウインターカップ準優勝、3年前には優勝の経験がある福大大濠。

実績のある学校が各地から集まりました。

おきなわカップ 平良宗龍と美来工科のうちなーんちゅ対決 福大大濠と日本航空の決勝戦

3・4位決定戦はキャプテンとなった県出身・平良宗龍擁する開志国際と去年県代表としてウインターカップに出場した美来工科が対戦。

第1Q、美来工科は2年生#14玉城匠翔(なると・美来工科4点目)や#97屋良誠志郎(美来工科6点目)がシュートを決め、#53岸本恵多郎(美来工科17点目・19点目)は連続得点。美来工科の1点リードで第1Qを終えます。しかし、第2Q開志国際は。

開志国際 平良宗龍主将「沖縄から新潟に行って自分が成長した姿を見せたいと思っていた」

平良宗龍の3ポイントが決まると、(開志国際40点目or21点目)今度は1学年下の弟・平良奏龍も続き、(開志国際43点目)開志国際が逆転して前半を折り返します。

第3Qも兄・平良宗龍(開志国際53点目)と、弟・奏龍の(開志国際56点目)、連続得点。第4Q美来工科は3ポイントシュートを5本決めて意地を見せますが、逃げ切った開志国際が勝って3位になりました。

開志国際 平良宗龍主将「今年は3年生として後輩を引っ張っていく存在になりながらチームとしても上がっていけたらいいなと思います」

おきなわカップ 平良宗龍と美来工科のうちなーんちゅ対決 福大大濠と日本航空の決勝戦

美来工科 玉城宏逢主将「沖縄の高校で県外のチームに勝ちたいという思いでやっている。機動力の部分では全国でも通用するなと思ったけどリバウンドや切り替えの部分で強豪校の方が上だと思った」

1・2位決定戦は去年ウインターカップで準優勝の福岡・福大大濠と去年のインターハイ日本一の山梨・日本航空が対戦。試合は点の取り合いとなり、後半第3Q、福大大濠は、ロングパスがつながると1年生サントス・マノエル・ハジメ(福大大濠37点目)

そしてパスを回して再びサントス(福大大濠44点目)対する日本航空も三村デール・アンソニー(日本航空48点目)、大道一歩の得点で(日本航空50点目)の得点で逆転します。

しかし、2年生見竹怜(福大大濠52点目)のブザービーターで再逆転。52対50で第3Qを終えます。

第4Qは福大大濠が最大9点差をつけますが、日本航空は徐々に追い上げ、留学生・オルワペルミ・ジェラマイアのブロックで得点を防ぐと、三村デール・アンソニーが決め3点差。(日本航空69点目)そして、キャプテン中西哲太の3ポイント。(日本航空72点目)残りおよそ1分半で追いつきます。

しかし、最後に決めたのは福大大濠のキャプテン・湧川裕斗。(福大大濠72点目)

10本目の3ポイントを決め、福大大濠が75対72のシーソーゲームを制しました。

おきなわカップ 平良宗龍と美来工科のうちなーんちゅ対決 福大大濠と日本航空の決勝戦

福大大濠 湧川裕斗主将「40分間接戦の試合だったので最後勝ち切るぞとチーム一丸となって良かった」

県内外の高校が実力を試し、熱戦を展開したおきなわカップ。

日本の高校最高峰のプレーを目の当たりにし、沖縄の選手たち、子どもたちにとって大きな刺激になる大会となりました。