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2021年、県立高校の運動部に所属していた生徒が自死した問題で県が設置した調査委員会が報告書をとりまとめ玉城知事に手渡しました。
2021年、県立高校の運動部に所属していた生徒が部活動の顧問から暴言など激しい叱責を受けて精神的に追い詰められ自死しました。この問題を受け県は、第三者再調査委員会を設置し、これまで、保護者や関係者へのヒヤリングを行うなど調査を行いその報告書がとりまとめられ2024年3月22日玉城知事に手渡しました。
報告書のなかで、原因の考察がまとめられ「自死前日の顧問からの理不尽かつ強烈な叱責が直接のきっかけとなった大きな要因」としています。
顧問との関係性について生徒に対する顧問の配慮が欠けている一方で生徒は顧問に反発・反論できず単なる主従関係を超えた「支配的主従関係」が形成されていたと指摘しました。
また、県や学校などに対して、生徒の人権尊重が最重要とされる学校体制の確立や権利侵害を受けたときに相談と救済する機関が設置される必要がある提言しました。