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沖縄戦で国外に流出したとみられる文化財22点がアメリカから沖縄に戻って来ました。なかにはこれまで現物が見つかっていなかった琉球国王の肖像画「御後絵」が含まれているということです。

アメリカで発見された沖縄由来の流出文化財22点が3月14日に沖縄に移送されました。

なかには、戦後、現物の存在がわからなくなっていた琉球国王の肖像画「御後絵」が含まれていて第13代尚敬王と第18代尚育王が描かれているとみられています。

「御後絵」は国王の権威を示した琉球王国を代表する貴重な文化遺産で沖縄戦で焼失したとみられていましたがアメリカで発見され沖縄へと戻ってきました。

玉城知事「琉球王国時代を肌で感じることができる沖縄の宝が戻ってきたことは県民にとっても大きな喜びである」

沖縄県は今後、移送された文化財の解析を進めて公開することを検討する方針です。