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那覇市出身の報道写真家、石川文洋さんが県内の学生らとベトナムを巡る平和研修を終え10日、報告会が行われました。

この平和研修は戦争について考え、平和への思いを次の世代につなげてほしいとアレン奨学会沖縄が企画したものです。

団体設立15周年のことしは、ベトナム戦争を取材した報道写真家の石川文洋さんが3月3日から6日間、県内の学生らとベトナムを訪れ戦場だった場所を訪れたり大学でベトナム戦争や沖縄戦について意見を交わすなどしました。

石川文洋さんは「学生の子どもやお孫さんたちに(写真は)後世に伝える役割を持っていいます。文字でもありますが写真っていうのはわかりやすいです」と話していました。

名桜大学1年作本万季さんは「ツーズー病院に行ったりとか(現地の)大学生と交流して仲良くなれたこととか旅行だけじゃ得られない経験がいっぱいできたと思います」と話していました。

アレン奨学会沖縄は「今後も海外研修を継続し、人や文化の交流を深めていく」としています。