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基地内で再開に向けた準備をしている様子が確認できました。2023年に鹿児島県・屋久島沖で墜落し、運用停止をしているアメリカ軍のオスプレイの飛行再開について木原防衛大臣は、アメリカ側から「事前調整はきていない」ことを明らかにしました。
2023年11月に鹿児島県・屋久島沖に米空軍のCV22オスプレイが墜落して乗員8人が死亡しました。事故を受け、米軍は、世界各地に配備されているオスプレイの運用を停止していますが、AP通信は、3月1日に米国防総省が飛行停止措置を解除する方針だと伝えました。
木原防衛大臣は、アメリカのオースティン国防長官が、関係部署に対して日本国内でオスプレイの運用を開始する前に政府と事前調整するよう指示を出していることに触れたうえで次のように述べました。
木原防衛大臣「これまでのところ、米側から日本国内のオスプレイの運用に関する事前調整はきておりません」
木原大臣は、「オスプレイの飛行の安全確保は日米の最優先課題で、緊密に連携し対応していく」とも述べました。
一方、普天間基地では3月5日午前11時前に複数のオスプレイが滑走路や誘導路を走行したりエンジンを調整したりする動きがあり飛行再開に向けた準備を進めているものとみられます。