※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

八重山地方では海面の高さが平年値より数十センチも高くなる異常潮位が続いていて、気象台は高潮注意報を出して警戒するよう呼び掛けています。

石垣市の登野城漁港では10日、6時46分の満潮ごろから、海水面が岸壁の高さまで達し、その直後に車止めを越えて流れ込みました。

石垣島地方気象台によりますと、この時期は年間でも潮位が最も高くなりこれに大潮が重なって異常潮位の状態になっているということです。

潮位は平年だと平均130センチ前後ですが、10日は214センチの異常潮位を観測しました。この異常潮位は大潮の間14日ごろまで続き満潮時刻の沿岸部などでは浸水や冠水の恐れがあるため海岸や河口付近には近付かないよう注意してください。