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訓練の常態化につながると抗議しました。アメリカ軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を2023年12月から3か月連続で行っていることなどを受けて、県は2月20日、沖縄防衛局などに訓練をしないよう求めました。
嘉手納基地ではアメリカ軍が2024年2月15日、パラシュート降下訓練を実施。基地負担の軽減を日米で取り決めたSACO最終報告ではパラシュート降下訓練は伊江島補助飛行場で行うことになっています。
アメリカ軍はこれまで「伊江島補助飛行場の滑走路の状態が悪い」などを理由に挙げ嘉手納基地で訓練を行っています。
池田副知事は「訓練の常態化につながりかねず、また、県民の思いを蔑ろにするものであり、大変遺憾」と述べました。
2024年2月20日、池田副知事は県庁で沖縄防衛局の伊藤局長と外務省沖縄事務所の宮川大使に抗議文を手渡しました。要請を受けて伊藤局長は、嘉手納基地でのパラシュート降下訓練は例外的なものとの認識を示し、アメリカ側に伊江島補助飛行場の使用を再開するよう求めていることを説明しました。
池田副知事は「嘉手納以外のですね、訓練。国内国外をあらかじめきちんと調整していただきたい」と述べました。
池田副知事は、県外を含めて嘉手納基地以外での訓練を検討するよう求めました。