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パリオリンピックの新種目「ブレイキン」の全日本選手権がおとといときのう行われ、2人の県勢選手が挑みました。

5回目の開催となり、男女それぞれ16人が参加したブレイキンの全日本選手権。女子「Bgirl」でおとといのグループステージに参加したのは、高校3年生のChuraこと比嘉美空。鍛えてきたスピードやキレ、バリエーションを増やしてきた技をいかんなく発揮し、グループステージ2勝1敗で2年連続のベスト8に輝きました。

比嘉美空「たくさん練習してきたので、やるだけなので、とにかく全力で最後までやり続けようという気持ちでいった。RIKOは努力家でストイックで、やり続ける技をやろうと思ったらずっと練習しているのがすごい」

Churaと同じ県内のスタジオで練習しているのが、高校2年生で世界ランキング6位、RIKOこと津波古梨心。グループステージ3試合を全勝で突破し迎えたきのうの決勝ラウンドでは、肩や背中、頭などを使ってダイナミックに回転する「パワームーブ」を武器に、準々決勝を突破、ベスト4に入ります。

準決勝では今大会3連覇を達成した福島あゆみに惜しくも敗れ、4位。技の手数を増やすことや体力など、新たな課題を見つめる大会となりました。

津波古梨心選手「(オリンピック予選シリーズ)まであと2・3カ月しかないので限られた時間でどれだけ自分の課題を克服して成長できるかというところに集中して頑張っていきたい」

5月と6月にはオリンピック予選シリーズが控えていて、パリオリンピックの代表を目指す戦いが本格化します。