※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を新たに建設する計画をめぐり、地元の自治会長会が計画の断念を求めて玉城知事に要請しました。

防衛省は、陸上自衛隊第15旅団を師団に改編することに伴う人員の増加に対応するため、うるま市石川のゴルフ場跡地に訓練場を新設する計画を進めています。

これに対し石川地区自治会長連絡協議会は、計画への反対を全会一致で決議していて、玉城知事に対して計画断念を求める立場に立つよう要請しました。

石川地区自治会長連絡協議会與古田ゆかり会長「(予定地が)民家に隣接していることと県の施設である石川青少年の家に近いということでぜひとも断念していただきたい」

玉城知事は、「住民の生活地域から離れた場所につくるべきだと思う」と述べ、2月17日面談する予定の木原防衛大臣に対し、地元の意向を尊重してほしいと申し入れる考えを示しました。

玉城知事「計画ありきで進んでいる状況では地元のみなさんが不安に思う反対するしかないことも我々としてはもちろん至極当然だろうというよに思いますし、その様なことについても大臣に伝えればと住宅地に隣接をして尚且つ狭隘な沖縄本島のなかでそこが敵地であるという説明についてはやはりまだ十分な理解は得られていない」

玉城知事は訓練場の整備計画について「容認することは厳しい」と述べ「国は住民と真摯に話し合うべきだ」とも話しました。