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地元自治会が反対の声をあげているなか、うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の新たな訓練場を建設する計画について、2月11日、防衛省が市民らを対象に説明会を開きました。

2月11日の説明会にはうるま市の旭区と東山区の市民およそ300人が参加しました。

防衛省の担当者は、第15旅団を師団へ改編するため「訓練場が不足している」と述べ、ゴルフ場跡地の選定には訓練に必要な面積を確保していることや、交通アクセスの利便性をあげて予定している訓練の内容などを説明しました。

参加した市民からは、更なる基地負担につながること、沖縄が再び戦場になるのではないかといった、有事の際の訓練場の使用に対する懸念や、生活環境への影響に関する質問や意見が相次ぎました。

質問に対して防衛省側が具体的な回答を示さないため、市民からは不満とともに計画の撤回を求める声があがりました。

説明会の参加者「ちゃんと説明してほしかった」「区民の意見になにも答えていなかったような気がします」