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沖縄県うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を新たに建設する計画をめぐって国は2月に住民説明会を開催することを決めました。玉城知事は「計画ありきで進められては地域の安全安心な生活が成り立たない」と訴えています。
防衛省は陸上自衛隊第15旅団を師団に改編することに伴う人員の増加に対応するためうるま市のゴルフ場跡地に訓練場を新設する計画を進めていて、2月11日に住民説明会を開催する予定です。旭区と東山区の住民が対象で2つの区以外の人の参加は認められていません。
地元の旭区自治会は1月14日の臨時総会で訓練場の建設は住民の生活や教育環境に悪影響を及ぼすとして『断固反対』の決議を全会一致で採択してうるま市の中村市長に意見書を手渡していました。
意見書では市長も住民と同じ「断固反対」という立場に立つことなどを求めていました。
旭区自治会・石川修自治会長「市長にも反対の思いでこの問題に一緒にやっていただきたい」
旭区自治会の石川修会長は住民説明会が開催されることについては一定の評価をしましたが、「旭区と東山区に限らず石川地区の住民に向けて説明会を開いてほしい」としています。
玉城知事「計画ありき、予算ありきで物事を進められては地域自治体の安心安全な生活も成り立たたないということは当然だと思います」
玉城知事は整備予定地には県立の施設が隣接するものの沖縄県に面談での説明がないことから国に詳細な情報を求めていきたいとしました。