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国の重要文化財に指定されている石垣市の「権現堂」の補修工事の様子が27日、報道陣に公開されました。
「権現堂」は1614年に建てられ、1771年の明和の大津波で破壊されたものの、そのおよそ100年後に再建されました。
現存する木造建築としては県内で最も古いものと言われていますが、これまでの大型台風の襲来によって痛みが激しく、2008年1月から補修工事が進められています。
補修工事は屋根瓦を一旦はがして雨漏りを防ぐゴムシートを敷くなど大規模なもので、破損した瓦は石垣島で古い瓦を提供してもらうなど、当時の姿に近づける作業が進められています。修復は、塗装を経て7月には完了する予定です。