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都道府県の議長で構成する全国議長会は22日に役員会を開き、普天間基地の移設問題についてグアム・サイパンへの移設を議長会として政府に求めていくことを決めました。
高嶺善伸・沖縄県議会議長は「国内では普天間基地の代替施設をどこも受け入れないことや、米政府が米軍を歓迎しないところに基地はおかない方針を示していることに鑑み、米軍基地の施設受け入れを表明しているグアム・サイパンに普天間飛行場の代替施設を移設するよう政府に申し入れる」と話しました。
22日に開かれた全国議長会の役員会では、米軍基地が過度に集中している沖縄の負担を最優先に考えることで意見が一致し、国と地方による協議の場を作ることを政府に求めていくことが決まりました。
全国議長会はこの声明を持って７月29日、政府に直接要請します。