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県が保存・公開に向けた取り組みを進めている第32軍司令部壕への理解を深めるためのシンポジウムが21日那覇市で開かれました。
このシンポジウムは保存・公開に向けた取り組みが進められている首里城の地下にある第32軍司令部壕について様々な角度から理解を深めようと県が主催したものです。
21日のシンポジウムでは第32軍司令部壕の周辺に残る戦跡や史跡について3人の登壇者が「琉球史」や「教育」などそれぞれの専門領域から講話を行いました。このうち琉球歴史研究家の賀数仁然さんは首里城と沖縄戦の関係などについて語りました。
琉球歴史研究家・賀数仁然さんは「32軍司令部壕も大事です。あれがここ(首里城)にあったからこういうことが起きたということでもありますが、私も含めて学ぶところもいっぱいあると思う」と話します。
県は2024年度に第32軍司令部壕の保存・公開に向けた基本計画を策定する予定です。