かわっては琉球ドラゴンプロレスです。県内唯一の団体として活動11年目を迎えました。辰年にさらなる飛躍を目指します。
きのう豊見城市で行われた琉球ドラゴンプロレスの試合。年初めの大会はシングルマッチのチャンピオン「琉王」を決めるトーナメント戦。準決勝に進む4人を決めるべく2回戦までが行われました
団体旗揚げ11年目となる今年はドラゴンプロレスが初めて迎える辰年。去年発表した引退を撤回し現役続行を決めた52歳、グルクンマスクは代表を務める団体名に込めた思いがありました。
琉球ドラゴンプロレス代表グルクンマスク選手「旗揚げの頃に首里城に行った。龍柱がすごくカッコイイと思った。龍が守っている。沖縄を象徴するような生き物というか、それが龍だと思ったので龍に守ってもらおうと」
グルクンマスクとともに創設からリングを守り、力をつけてきた後輩たちを鼓舞する38歳のベテランは。
プロレスラー23年目ハイビスカスみぃ選手「先輩という立場からすると後輩の試合はまだまだ心配というか、危なっかしいなと思ったりはするがグルクンさんも(現役に)とどまってくれたがみんなも追いつけ追い越せという感じで頑張ってもらえたらと思う」
そのベテラン同士がトーナメント2回戦で対決。男女対決、体格差もありますがハイビスカスみぃは15歳で海外修行に飛び出して以来リングで身に着けた技と強い気持ちで会場を沸かせます。
ハイビスカスみぃ選手「(男女対決は)そこまで珍しいことではないが、沖縄(での試合)となるとまだまだ(プロレスが)浸透していないところがあるので初めて見に来てくれたお客さんは(男女対決に)びっくりされることが結構ある」
グルクンマスク選手「プロレスは本当に皆さんのステレオ(固定観念)のイメージがあると思うが、そうじゃないんだよと。みんなが楽しんでもらえるエンターテインメントだというところを標榜してみなさんがあっと驚くようなデカいことをやりたい。」
そして試合は、粘り強さを老獪な技でねじ伏せたグルクンマスク。勝ち名乗りを上げ、大会ベスト4にコマを進めました。来月23日に沖縄市で行われる大会で、準決勝、決勝が行われます。
グルクンマスク選手「たぶん初めて見る方も結構多かったと思うが、概ね喜んでいただけたかなと喜んでいただけることが僕らプロレスラーの次の力になる。きょうはそれなりに手応えがあった」
ハイビスカスみぃ選手「辰年イコール琉球ドラゴンプロレスの年だと思っているので、今年ブレイクしないと終わりだぞくらいの(グルクンさん)いやいや、もうちょっと頑張りましょう!そのくらいの勢いで頑張りたいと思うし4月28日の11周年記念大会に向けてみんなで力を合わせて全力で行きたいと思う。応援よろしくお願いします!!」
龍の年に駆けろ!!琉球ドラゴンプロレス!!