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能登半島地震で県医師会が石川県に派遣した医療救護班の第1陣が沖縄に戻り被災地の現状を報告しました。

県内の病院に勤める医師や看護師、薬剤師など6人が能登半島地震の被災地支援で医療救護班の第1陣として2024年1月月7日から派遣されていました。

沖縄に戻った第1陣が報告会を行ない、現地では2班に分かれ石川県庁で全国から集まる医療チーム本部の立ち上げの支援や、被害を受けながらも使用できるホテルをインフルエンザや新型コロナにかかった人たちの療養施設にする活動のサポートしたことなどが説明されました。

牧港中央病院の洲鎌盛一医師は「地震であろうがコロナであろうが結局は弱いところに(しわ寄せが)きてしまう。特に高齢者の部分をどうやって救っていくか」と述べました。

もとぶ野毛病院の出口宝医師は「これからが本当にたいへんだということは伝えていただきたい。そのために出来る限りの支援を協力していただきたい」と答えました。

県医師会では現段階で第5陣までの派遣を決めていて被災地への支援を続ける方針です。