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威勢のいい掛け声が、市場全体に響き渡り、1本目の商品には、相場の5倍ほどのお祝儀価格で落札されました。糸満市の魚市場では2024年、最初のセリが行われました。
濱元晋一郎記者は「数ある魚の中でもことし最初のセリにかけられるのは、31キロのメバチマグロです。果たしていくらになるのでしょうか」と伝え、初セリの様子を伝えました。
糸満市の魚市場では2024年、最初のセリが行われ、セリ人の威勢のいい掛け声と仲買人が値段を書き込む黒板をはじく音が響き渡ります。初セリにかけられたメバチマグロは、相場の5倍ほどとなる1キロ当たり1万5555円のご祝儀価格で落札されました。
仲買人およそ40業者が参加して1匹につき5秒ほどで、新鮮な海の幸に次々と値段をつけていました。
県漁業協同組合連合会・市場課の新里貴光課長は「ことし1年辰年同様飛躍する年になればいいと期待している。様々な魚が沖縄では食べられるというすごい恵まれた環境なので、みなさんの自宅や店などで沖縄のおいしい魚を味わっていけたらと思う」と話しました。
落札された魚は、県内の鮮魚店や飲食店に卸されるということです。