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再建が進む首里城の正殿で柱や梁を組み立てる作業が終わって職人たちも仕事納めとなり2024年に備えています。
濱元晋一郎記者「骨組みが組上がり、首里城正殿の屋根の形がわかるようになっています」
正殿の再建では屋根の屋根の最も高い場所に4本の木材からなる全長21mあまりで1tを超える重さのパーツがクレーンで運んだあと木材どうしがかみ合うように大工が木槌でたたきながらはめ込んでいました。
9月に始まった骨組み工事には513本の柱や梁が使われていてヒノキやイヌマキといった木材が全国の22府県から調達されています。
首里城正殿復元整備工事・奥村耕治工事長「これから目に見えるものがどんどん取り付けられていきますので、今一度、どんどんとみなさんに見せられる仕事ができればと思う」
2023年の一大ミッションともいえる正殿の骨格が完成したことで職人たちもようやく仕事納めを迎えることができました。
宮大工・近藤克昭棟梁「すごい厳しい1年だったし今、棟木の取り付けが終わって、なんとか1年頑張って来れたという気持ちとすごいうれしい気持ちといろんな気持ちが混ざっています」
総合事務局開発建設部・長浜政明室長「首里城の正殿工事自体が日々変わっていきます。その姿をぜひ現場の方に足を運んでいただいてご覧になっていただければうれしく思います」
仕事始めは1月9日で2024年は屋根に赤瓦を取り付けたり柱や梁に赤い漆を塗ったりする作業に入るということです。