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2022年1月、若者数百人が沖縄警察署のまわりに集まり石を投げるなどして襲撃した事件で、主導したとされる暴力団員の男の裁判が開かれ、検察は被告に懲役4年を求刑しました。
起訴状などによりますと指定暴力団旭琉會系組員の岩下侑夢被告は、後輩関係にあった共犯者に襲撃をすることや人集めを指示し、2022年1月27日午後11時ごろからおよそ5時間にわたって石や生卵を投げつけたり、パイプビームでたたいたりして沖縄署の護送車を壊した罪などに問われています。
これまでの裁判で、岩下被告は起訴内容を否認していました。
2023年12月22日の裁判で検察側は、被告は、執行猶予期間中に襲撃事件の共犯者に対してあおるような発言をし共謀したことは明らかだとして、懲役4年を求刑しました。
一方、弁護側は、襲撃事件は自然発生的に起こったもので首謀者や事前共謀はないなどとして、襲撃行為については無罪を主張しました。判決は、2024年2月9日に言い渡されます。