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「薬剤師不足」という課題の解消に向けて沖縄県と琉球大学が「薬学部の設置」を含めた対応について協議していくこととなりました。

薬剤師が足りないという課題を解決するため県と琉球大学では協議の場を設けることで合意したことを受け12月21日に琉球大学の西田睦学長などが県庁を訪れ池田副知事と面談しました。

県内にいる薬剤師の人数は全国最下位で慢性的に不足している深刻な状況が続いていることから県は県内にある国公立大学に薬学部を設置することで課題の解決につなげたい考えです。

そのなかで唯一、琉球大学が薬学部設置の可能性を含めたところから県と連携して議論を進めたいという意向を示したため協議の場が設けられることになりました。

西田学長は沖縄における慢性的な薬剤師不足は地域の課題だと捉えていて「薬学部設置のほかにも工夫していくこともあると思うのでそのあたりも一緒に検討したい」としました。

県と琉球大学の両者は今後、薬学部の設置を含めた対応について協議を進めていく方針です。