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辺野古新基地建設の軟弱地盤を固める工事をめぐる代執行訴訟の判決が、きょう午後2時に、福岡高裁那覇支部で言い渡されます。この裁判は、新基地建設で大浦湾側の軟弱地盤の地盤を固める工事の承認を県から得たい国が提起したものです。

国は裁判所に県に工事を承認するよう求める命令を求めていて、県は国の請求の棄却を訴えています。裁判所が国の求める命令を県に出し、県が応じない場合、国は県に代わって工事を承認する代執行が可能になります。

玉城知事「県民の思いにそった判決が出されることを期待いたします」

午後2時の判決を前に玉城知事は先ほど、記者団にこのように述べました。地方自治法に基づく国の代執行を事実上認める命令を裁判所が出せば、初めてとなり、国と地方自治体の関係を考える上で、重大な判断となります。