※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

年末かけて増える輸出入貨物に便乗して不正薬物やテロ関連物資などの密輸を水際で防ごうと沖縄地区税関は2023年12月12日から「年末特別警戒」に入りました。

海外からの輸出入貨物を扱う、那覇空港で行われた「年末特別警戒」の出陣式には、税関職員およそ40人が参加しました。

そのなかで、沖縄地区税関の庄子真憲税関長は、「密輸形態は多様化し、手口もますます巧妙化する中、水際で食い止めることが最重要課題である」と訓示し、その後、海外から送られてきた荷物を麻薬探知犬が調べる様子を公開しました。

沖縄地区税関・庄子真憲税関長は「税関職員を効果的に配置し、水際での取締りを厳格に行っていくとともに、県民の皆さまにも情報提供の呼びかけをしてまいりたい」と述べました。

新型コロナが5類に引き下げられ、初めての年末を迎え、これまで以上の人やモノの往来が増えると想定されていることから、沖縄地区税関では、検査窓口の人員を増やすなど取締りを強化するとしています。