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渋滞解消のために車線が増えた沖縄県浦添市の国道58号を、歩行者が安全に利用できるよう歩道橋を設置する工事が始まりました。

クレーンで吊るされた橋げた巨大なクレーンで持ち上げられた「橋げた」が鉄柱の上にゆっくりと運ばれていきます。歩道橋の設置工事は12月11日午前2時から約30分間、浦添市の屋富祖交差点付近を全面通行止めにして実施されました。

「橋げた」は長さ35m・重さ23tにも及び、今後、歩道橋に階段を設けたり道路標識を取り付けたりする作業が行われます。深夜の作業にもかかわらず、新しくなる歩道橋を一目見ようと多くの住民が訪れ、進捗状況を見守っていました。

付近の住民「普段よく通っているので興味があって見に来ました。高齢者がよく横断歩道を渡るが大変そうにしているので、歩道橋があればより楽に渡ることができるかなと思います」

付近の住民「一瞬でできるという計画性が素晴らしいですね。安心ではありますよね。(横断歩道を)渡り終える前に赤になるということもたまにありますから」

南部国道事務所・具志堅清一副所長「歩行者の事故などは横断歩道橋があることでより安全性は高まると思っていますので、そういった意味では整備は必要かなと思います」

2024年1月15日と、2024年1月22日にも歩道橋の設置工事が2カ所で実施され、すべての歩道橋は3月ごろ使えるようになるということです。