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廃棄されるパイナップルの茎から成分を抽出し治療薬の原料にするということです。痔の疾患治療薬を製造する製薬会社が東村に工場を完成させ、式典が行われました。
工場を完成させたのは東和製薬のグループ子会社のジェイドルフ製薬です。ジェイドルフ製薬は、パイナップルの茎から痔の治療薬の原料となる成分を抽出し医薬品を作っていて、製品の安定供給をめざしてパイナップルの生産が日本一の東村に工場を整備しました。
工場の完成式典で吉田逸郎会長は、医薬品の原料調達を海外に頼ってきた経緯を説明し、「国内で、原料調達ができるようになりありがたい、東村には、協力の継続を求め医薬品の安定供給をめざす」と述べました。
また、東村の當山村長は「破棄していたパイナップルの茎が使える。生産農家にとってもSDGsの面からもいい結果につながる」と話していました。
製薬会社では、2024年4月に完成した工場の稼働をめざすとしています。