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登壇者は、「軍備強化に反対し対話による外交が唯一」と訴えました。

懸念されている台湾有事について「台湾の中ではどう考えているのか」と題した講演会が那覇市で行われました。

講演は、「沖縄を再び戦場にしない」と訴えるノーモア沖縄戦の会が主催しおよそ80人が参加しました。

「台湾から見た台湾海峡の危機と解決策」と題して台湾労働人権協会のツァン・ルーシンさんが講演しました。そのなかでルーシンさんは、懸念されている台湾有事が発生した場合、「被害が甚大で後遺症が大きく残る」と指摘し、そのうえで、外国勢力の介入には反対の意思を示し「軍事的の対立は平和的な対話をもって解決されるべき」と自国で解決できる問題だと主張しています。

台湾労働人権協会のツァン・ルーシンさんは「軍備力の状況をもって軍事力拡大を持って戦争を抑止できるのは明らかな間違いだと私は断言します。台湾海峡の問題は唯一、対話と協力を持ってのみ平和がなされます」と述べました。ツァンさんは、県民大平和集会にも参加し台湾有事に関して意見を述べる予定です。