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台湾有事を「台湾がどう見ているのか」と題した講演会に向け、きのう、関係者が会見で呼びかけました。

台湾労働人権協会ツァン・ルーシンさん「アメリカや日本が軍備を強化する、軍事基地をどんどん造る、そのことによって台湾を助ける論議の下に軍備強化を行えば、台湾は益々(中国)大陸との軍事的な対立を強めていくための軍備強化を行うでしょう」

台湾有事に関する講演会はきょう午後6時から那覇市古島の教育福祉会館で開かれます。

主催はノーモア沖縄戦の会で、台湾労働人権協会のツァン・ルーシンさんを招き、台湾有事を台湾の人がどう見ているのかをテーマに、開催されるものです。

ノーモア沖縄戦の会は、「日米両政府が進める軍備強化は、戦争を誘発するもので戦争が起こりかねない」と危機感を示し、生の台湾の声を聞いて「戦争の準備のための軍備強化に反対を示すことで、戦争回避の国際世論が高まる」と、講演会への参加を呼びかけています。