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LGBTQ・性的マイノリティーへの理解を深めるイベントが19日、浦添市で行われました。

NPO法人レインボーハートokinawa・竹内清文理事長「自分を責めたり、直そうと一生懸命になっていく子どもを一人でも減らしたいんですよね」

イベントは、誰もが安心して暮らせる社会作りについて考えようと県が主催したもので、講演では、全国の学校で性の多様性について伝えているレインボーハートokinawa・理事長の竹内清文さんが子どもたちが抱える課題や当事者が通いやすい学校環境について報告しました。

このなかで、LGBTQの人で自殺を考えたという人がおよそ66%いるという調査データを示し、命を守るためにも周囲の理解や相談できる環境づくりが重要だと訴えました。

また、パネルディスカッションでは、各学年の発達段階に合わせて子どもたちに性の多様性について正しい知識を伝えていくことは、自己肯定感や人を一人の人として尊重する心を育むことにつながるといった意見が交わされました。