ビジネスキャッチー、今回の特集はリノベーション第2弾です。老舗の鰹節店がコーヒー店として生まれ変わりにぎわいの創出にも一役買っていました。小さなコーヒーショップが大きなリノベーションで地域の貢献にも挑戦しています。
山城アナ「ふっふふ~♪時感じる柱もあれば、新しい畳の香りもするな落ち着くな~~zzZ」
山田哲史さん「山城さん山城さん!起きてください!ここ、コーヒー屋さんですよ!」
山城アナ「(ロフト下をのぞく)コーヒー淹れてる~~!」
山田哲史さん「今年1月にリノベしてリニューアルオープンしたんです!リラックスできる場所をとこういう空間を作りました」
17年前に那覇市の栄町市場で2.5坪の小さな場所からスタートしたコーヒー好きには言わずと知れた名店「COFFEE potohoto」が今年1月に市場内で移転、リニューアルオープンで以前よりおよそ7倍の広さにしました!台湾やインドネシアなどで直接選び抜いた豆で丁寧に淹れられたコーヒーと客とのやり取りを大切にしている店主の人柄が人気の秘けつです。
COFFEE potohoto 山田哲史さん「僕たちの店はもう少し小さいサイズだったんですけど(市場の)外に合った焙煎室も市場の中に持ってきて、市場の雰囲気は残しつつコーヒーを楽しんでもらおうとこういう空間を作りました」
この場所はもともと鰹節店でした。地域の人に愛されながら43年続いてきた店の雰囲気を残したいと柱や梁は手直しをせずそのまま活用しています。
COFFEE potohoto 山田哲史さん「(柱を触りながら)これ、こっちとこれも(そのまま)ですね」
柱だけの状態から、およそ3ヵ月でリノベーションの工事が完了しました!
COFFEE potohoto 山田哲史さん「焙煎室の奥にあるちょっとむき出しになっているところもそのままという感じです。かっこいい。なかなかこういうデザインもできないんじゃないかなと」
焙煎室の温度などを保つために天井を作ったことがきっかけでできた「ロフト」は靴を脱いでくつろげるスペースにしました。イートインしたり、海外研修の報告会を行ったりと今までになかった空間から新しい交流が生まれています。
COFFEE potohoto 山田哲史さん「こういう建物って本当に意図的に作ることはできないので長い年数重ねてきてできているもの。これが逆に新しく感じるかもしれないと思って魅力を感じていますねこういうリノベーション、古いものを良くするっていう」
首里餅屋 西原由美子さん「ちょっとずつ新しい(お店)が増えてきて栄町も昔とはちょっと変わってますね。若い方と観光客が増えました」
夜に営業する店舗が多い栄町市場で、ここ1、2年、日中に営業する店舗が増えてきています。さらに市場を盛り上げようとある取り組みが行われています。
COFFEE potohoto 山田哲史さん「あえて僕たちはパンやケーキというのをこの場では作らずに皆から持ち込んでいただいている」
市場内で買ったものをpotohotoの店内で食べることができるんですパン屋さんでシナモンロールを買い(400円税込)続いてケーキ屋さんではシークワーサーのタルトを購入しましたpotohotoで食べることを伝えるとお皿にのせて提供してくれます。
お店へもっていくと・・それぞれの商品にあったコーヒーを提案してくれるのです!
COFFEE potohoto 山田哲史さん「(シナモンロールは)スパイスな印象のコーヒーも合いやすいのでこちらのコーヒーおすすめですね。インドネシアのスマトラ島のコーヒーですね」
ちなみにシナモンロールはpotohotoのコーヒーに合うよう作られていて栄町市場の店舗でしか買うことができません。シークワーサータルトにはフルーツ系の香りがするコーヒーをチョイス!
COFFEE potohoto 山田哲史さん「フルーツのニュアンスとタルトのフルーツのニュアンスが合わさると相乗効果がある。より口の中で複雑性が出る」
解説を聞きながらコーヒーとスイーツを楽しむことができのもpotohotoの魅力です。
常連の男性「リノベーションした後の盛り上がり方は以前よりすごい」
常連の女性「焙煎しているのが見えるんですよね。市場歩いててちょっと横見たら常にpotohotoさんが見える」
常連の男性「毎日いい香りが栄町市場に(ひろがっている)」
人気店のリノベーションで新たなコーヒーの楽しみ方だけでなく人の交流などさらなる活気が市場に生まれていました。