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沖縄県衛生環境研究所がレプトスピラ症のPCR検査で、検体を取り違えるミスで2人に誤った結果を伝えてしまっていたことがわかりました。

謝罪レプトスピラ症は野生動物などが持つ細菌が尿から排出され、汚染された水や土に触れることで感染する病気です。10月3日にPCR検査を受けた2人は1人が陽性で、もう1人は陰性でしたが、2人の検体を取り違えたまま検査を進めたためにそれぞれに逆の結果を伝える事態になったということです。

最初に陽性だと間違って伝えられた人が2回目の詳しい検査で陰性だったことがわかり検体の取り違えが発覚しました。

沖縄県衛生環境研究所では検査を担当者が一人で行っていて、患者の血液と尿から抽出した遺伝子を増幅させて確認する過程で約2cmの容器を取り違えるミスが起きたために2人に誤った結果を伝えてしまったということです。

沖縄県は今後、容器に書かれた番号を確認することやチェックシートに検体の並びを確認する項目を増やすなど再発防止に務めるとしています。