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与那国町できょう、地震と津波などを想定した防災訓練が行われ、町民のほか、自衛隊も参加しました。
記者「与那国町の海岸です。救助者役を海から収容したボートが今、陸に向かって来ます」
防災訓練は、八重山地方の南で3つの地震が連動して起き、最大で震度6強・マグニチュード9・0を観測したとの想定で行われました。陸上自衛隊も訓練に参加し、久部良地区近くの浜では、自衛隊がボートを使って沖から人を救助し、島の診療所まで搬送する訓練を行いました。
自衛隊は与那国駐屯地や石垣駐屯地などの隊員が参加し、炊き出しでカレーをふるまったほか、足湯なども提供していました。一方で、離島の奪還作戦をになう「水陸機動団」が参加するとの情報もあったことから、警戒する人たちもいました。
町民「おかしいなと思っている人はいるし、そういう人がいるということを、何かにつけ出していかないとまずい」
訓練では当初、ヘリを使って島から自衛隊の輸送艦に患者を搬送する訓練も予定されていましたが、悪天候で中止となりました。