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79年前の10・10空襲などで犠牲となった那覇市出身者などを悼む追悼式が11日開かれ、恒久平和への願いを新たにしました。
那覇市戦没者追悼式は街の9割が焼失したとされる1944年の10・10空襲など先の大戦で犠牲となった那覇市出身の戦没者などに追悼の意を表すために開催されているものです。
ここ3年は新型コロナの影響で縮小開催となりましたが今回の式典には多くの遺族や関係者などが参加しました。
那覇市連合遺族会瑞慶山良祐会長は「遺族会では戦争遺族を二度と出してはならない、戦争につながるいかなることも容認できないことを教に団結し今後も変わりえません」「再び戦争による惨禍が繰り返されることがないようご遺族、全市民を挙げて平和の尊さを共有してまいりたい」と述べました。
沖縄戦から78年、世界で争いが絶えない状況となっている中参列者は再び戦争の惨禍が繰り返されることのないよう、恒久平和の願いを後世につなぐための決意を誓いました。