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県内で、災害による大規模な断水が発生したことを想定して実施されました。
九州各県の水道局が集まり2023年10月8日に合同で給水訓練を行い有事の際の連携などを確認しました。この合同訓練は、毎年、九州各県の水道局が持ち回りで実施していて、大規模な災害によって断水したことを想定して給水作業の手順確認などをするものです。今回、初めて沖縄で行われ、8つの県の水道局職員ら64人が参加しました。
災害時の避難場所に指定されている那覇市の天久小学校では、給水車を使用した訓練が行われ、那覇市の上下水道局員の指示で、到着して10分ほどで給水に必要な設備を組み立てました。その後、児童120人ほども加わり、実際に水を給水袋に入れ運搬する体験をしました。
児童は「重たいけど走れるくらいはある」と答えました。別の児童は「(水を)入れるときにめっちゃ飛んだ。だから次から飛ばさないように気を付けたい」と答えました。また別の児童は「こんなに(袋に水が)入るんだと思って、すごいなと思った」と答えました。
那覇市上下水道局・岸本康総務課長は「いざというときに連携して助け合えるような雰囲気というのがきょう作れたと思うので大変、有意義な訓練だったと思います」と述べました。
那覇市水道局では、今後も、地域の防災意識を高めていきたいとしています。