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県内に自生する紅イモなど本土へ持ちだすには制限がある植物を知ってもらおうと12日、那覇市で広報活動が行われました。

「植物の移動規制に関する制度」の周知週間に合わせて開かれたイベントでは、那覇植物検疫事務所の職員が移動が規制される植物を紹介するリーフレットを買い物客らに配布。県内に自生する紅いもなどの植物には、アリモドキゾウリムシなど害虫が寄生している可能性があるとして、本土への持ち出しが制限されていることを説明していました。

那覇植物防疫事務所の守田勇治検疫官は「本土とかで虫が大発生すると、防除・根絶にものすごい時間とお金が掛かります。持ち出されないように事前に食い止めるのが大事」と移動制限の重要性を話していました。

那覇防疫事務所では「今後も観光客や買い物客などに、注意を呼びかけていきたい」としています。