沖縄電力は11月の電気料金(使用料)について一般家庭が利用するプランで前の月より119円ほど値下げすると発表しました。
県民「もっと安くなるのであればもっと下がってほしいです。めちゃめちゃ電気がかかるので安くなるのであれば安くなって来た人が我々としては助かります」
県民「全然下がっている印象がないです。熱い夏だったのでクーラーを使っている時間も長いですし、電気代が1万円いかないぐらいが多い(クーラー)を消したらまた夜も眠れないですし、電気代が下がっている印象はあんまり」
県民「電気代が下がるのはありがたいです。でも物価が高くて電気以外が上がっているのでとんとんっていうことですよね」
沖縄電力は11月の電気の使用料金を値下げすると発表しました。多くの家庭が利用している一般向けプランでは「7934円」と10月と比べて119円の値下がりになります。火力発電の燃料として使われる液化天然ガスや石炭の価格が下がったことが背景にあり電気料金の値下げは2カ月連続です。
2024年1月の請求分まで国と県による補助支援が継続される見込みで燃料費の変化を受けることによる値上がりは避けられる公算が大きいということです。
県民「下げれるまで下げてほしいです」県民「(1カ月)5000円切ってほしいです」県民「(これ以上の値下げは)期待はしにくいんですけど子どもいるとなかなか全部節電は難しいのでもう今のまま現状維持で頑張りたいと思います」
沖縄電力・本永浩之社長「第2四半期の収支の状況ですけども2019年度以来4年ぶりの増収増益ということで今期は黒字を確保することができました」
沖縄電力が発表した4月から9月までの第2四半期決算では6月の電気料金値上げが営業収益を押し上げたことで1305億円あまりになり、増収増益となりました。2022年の同じ時期に比べて117億6300万円の増加となっています。
沖縄電力の本永浩之社長は「『値上げしてすぐ黒字なのか』という話もあるが、赤字自体が異常なことでしっかりとした事業運営ができないと電力の安定供給につながらない」と利用者への理解を求めました。