※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

大雨や地震などで発生する地すべり災害について考える講演会が6日、那覇市で開かれました。これは7日から始まる「日本地すべり学会」のプレイベントとして行われたもので、日本地すべり学会九州支部の宜保清一支部長が講演しました。

宜保所長は、沖縄本島中南部の広い範囲が「クチャ地帯」というやわらかな泥岩層になっていて地すべりが起きやすい地質であることを報告。「開発で山を削る場合は、土砂が滑り落ちないよう鉄筋やコンクリートで十分に補強するなどの対策が必要だ」と指摘しました。

地すべり学会には全国の研究者や土木建設の技術者が参加していて、最終日の9日には4年前に大規模な地すべり災害が発生した中城村の現場を視察します。