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県内で最も古い映画館「首里劇場」。今月16日から始まる解体作業を前にきょう、最後の内覧会が行われました。
首里劇場調査団・平良竜次さん「今から最後の内覧会を開催したいと思います」
県内で最も古い映画館「首里劇場」。去年3代目館長の金城政則さんが急逝したことから、これまで有志の会によって劇場の調査と管理が行われてきましたが今月16日に解体作業が始まることが決まっています。
解体を前に行われた最期の内覧会には、関係者や近隣住民など300人あまりが駆けつけ、客席や映写室、バックヤードなどを見て回りました。
参加者「ゴジラとかウルトラマンとかいつもここで見ていた。(よく来ていたのが)たぶん50年近く前。久しぶりにきて全然変わっていないところもあっていいなと思った」
参加者「残してほしかったんですけど、これだけ朽ちたらやむをえない。寂しい気はする」
集まった参加者らは、それぞれの思い出を胸に首里劇場との最後の別れを惜しんでいるようでした。