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講師は「施設のことを知ることで質の高いサービス提供につながる」と話しました。石垣空港で働く人たちを対象に、障害者や高齢者の立場を疑似体験し、バリアフリーへの理解を深める体験学習会が行われました。
石垣空港で行われたバリアフリー教室は、空港で働く職員らが障害者や高齢者の立場を理解し、介助の方法を学ぶことでバリアフリーへの関心を深めてもらおうと、沖縄総合事務局が主催しました。
参加者らは、実際に空港内を車椅子で移動したり耳栓やアイマスクをつけた状態で階段をのぼったりするなど、高齢者や障害のある人たちの立場を疑似体験しました。
参加者は「分からない場所だったら、見えないところとか、エレベーターとか分からなくてかなり不安な状況でした。おじいちゃん、おばあちゃん見かけたら積極的に声をかけたい」と述べました。
講師を務めたNPO・バリアフリーネットワーク会議の親川理事長は「体験を通して自分たちの施設を知ることで、高齢者や障害者への質の高いサービスにつながる」と話していました。