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51年前、うるま市の宮森小学校にアメリカ軍機が墜落した大事故。この事故で亡くなった住民の名前を刻んだ刻銘碑が完成しました。

宮森小学校で開かれた除幕式には遺族をはじめ、当時の児童や教師が出席し、犠牲者に花を手向け手をあわせました。

この事故では児童11人と住民6人の17人が亡くなりましたが、住民の犠牲者を学校内の慰霊碑に刻銘するのはふさわしくないという声が上がっていました。

事故から51年経った今年、刻銘碑には事故直後に亡くなった住民6人と、後遺症で事故から17年後に亡くなった新垣晃さんの名前も刻まれました。新垣晃さんの母新垣ハルさんは「みんなに囲まれてお話ししているのかなと思っている。うれしかった」と語り、母親を亡くした金城秀康さんは「日にちが経てば経つほど思い起こして、全国民の皆さんに『なぜ事故が起こったか』ということを真剣に考えていただきたい」と話していました。

宮森小学校では今月30日、追悼式が開かれます。