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沖縄県の那覇から約360km離れた島で秋の実りを喜ぶ「ワッショイ!ワッショイ!」のかけ声が響きました。神社の境内で華やかに飾り付けられた山車から祭囃子のにぎやかな音が鳴り、街なかでは神輿を担ぐ威勢のいいかけ声が響き渡りました。
9月22日に沖縄県の南大東島で島が一年で最もにぎわうという「豊年祭」が4年ぶりに行われました。
今から123年前に東京・八丈島の出身者が開拓したことで日本の祭りで見られる神輿や山車、大和相撲が神社に奉納されるなど県内では見られない独自の文化が南大東島には受け継がれています。
祭りには島に住む人だけでなく、この日のために用意される臨時便で島の出身者が古里に戻って参加するなどぎやかな歓声が夜遅くまで小さな島を包み、五穀豊穣を祈りました。